日本からマレーシアへの国際郵便、実際どうなの?

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先日日本からマレーシアに荷物を送ってもらい、そちらが無事に届きました。

日本からマレーシアへ荷物を送ると、実際にどれくらいの日数や料金、手続きがいるのだろう???

と思っていました。

なので、実際に送ったものや方法、日数、値段などをまとめておこうと思います。

今回送ってみた物の概要

今回送ったものの概要としては、段ボール1箱、重さ約13kgでして、ちょっとした家電などです。

(具体的にどんなものを送ったのかは最後に載せておきます)

航空便を選んで、金額は15000円ほど、かかった日数は日本で受付をしてもらってから約10日後に届きました。

段ボールがボコボコかというとそうでもなく、至って普通に届きました。

日数に関しても、マレーシアの祝日も挟んだので

それが無ければもう2,3日早かったかな、と思います。

ではもう少し詳細を。

大まかな流れ

まず荷物を送る(届く)までの大まかな流れは

  1. 選定
  2. 梱包
  3. 送り状作成
  4. 出荷
  5. 日本出国
  6. マレーシア入国
  7. 関税確認
  8. マレーシア自宅到着

という感じです。

詳しい制度(細かい決まり事)については郵便局などのサイト(https://www.post.japanpost.jp/int/index.html)に載っていますので

こちらを参考にしてください。

送れるもの送れないものなどの詳細も載っています。

なので、あくまで今記事は私が実際に送ってもらった場合どんな感じだったかをお伝えします。

面倒な送り状作成。。。

まずなかなかにやっかいだったのが、送り状作成でした。

専用の郵便局のサイトから、色々入力して作らないといけません。

記入しないといけないものは、送り先などは当たり前として、

  • 内容品名(英語)
  • HSコード
  • 1個あたりの重量
  • 単価

以上です。

これらがなかなかやっかいでして、HSコードってなんなんだ?具体的な英語名??などなど。

でもこれらですが、誰でも使える最新テクノロジーを利用すればあっという間でした。

その名も Chat GTP!!!

いやぁ本当にすごいですね。

Chat GTPに

「体温計、手帳、体重計、、、これらのアイテムの英訳とHSコードと価格と大体の重さを教えてくれる?」

と入力すると、ものの10秒程度でつらつらつら〜と全て表示してくれました。

英訳や値段、重量など微修正が必要なものはいくつかありましたが、

ほとんどそのままを送り状にコピー&ペーストで入力し作成しました。

これらを「内容品リスト」に入力して、あとはホームページの順序通りに作成すれば完成です。

※Chat GTPが全て正しいとは限らないので、上記の方法を活用する場合はあくまで自己責任でお願いします。

私の場合はこの方法で全て問題なく届きました。

理解するまではちょっと躊躇しますが、わかってしまえば簡単です。

出荷〜日本出国〜荷物が届くまで

さぁ梱包が終わり、送り状を作成したら、あとはお金を払って荷物を送り出すだけです。

今回私は「国際小包・航空便」で出荷しており、郵便局に支払った金額は、約15,000円でした。

最終的な金額は郵便局で重さを図って確定します。

1点注意点として、送り状を入れて貼り付ける用の透明なラベルシールのようなものが必要です。

こちらは郵便局で1枚単位から購入できるので、確認しておきましょう。

このラベルシールに送り状を入れて、段ボールに貼り付けて準備完了です。

あとは郵便局員さんによって確認してくることが若干違うようです。

私の場合、今回は電子時計などを入れていたので、電池が入っていると送れないよ?など、だいぶ色々言われました。

基本的に電池などは抜いてあれば大丈夫なはずなのですが、親切心でいろいろ忠告してくれました。

そういった注意事項もあるので、詳しくは郵便局のサイトをご覧ください。

出荷の手続きが終わるとあとは待つだけ。

今回私の場合は羽田空港の税関をすんなり通ってくれたので、マレーシアへは3日後くらいには到着していました。

さぁ問題はここからです。

ステータスが進まない。。。

日本から出国したあと、マレーシアで荷物を入れるために中身の確認のようなものが行われるようです。

マレーシアに荷物は来ていることがステータスでわかるので、余計ヤキモキしてしまいました。

間に祝日もあったので、待つこと4、5日。

急にWhat‘s Upのアプリの方に以下のようなメッセージがPOS Malaysiaから来ました。

要は、荷物が来ているからけど関税チェックのための手数料を払ってね。支払いが確認できたら荷物を送るよ。

といったような内容でした。

正直この手のフィッシング詐欺のようなメッセージは少なく無いので、

ちょっと怪しいと思ってしまいましたが、

What’s Up のメッセージのリンクは踏まずに

実際にPOS Malaysia(https://www.pos.com.my/)のサイトからTrack Numberなどを入力していくと

確かに支払画面になりました。

関税のチェックをしたので、その手数料として約50リンギット(約1600円)払えとのこと。

勝手に確認しておいて、その手数料をとるとは。。。

しかも荷物を人質にとられているのであくどいことこの上ない(笑)

まぁまぁとはいえ余計な税金とかをとるぞ、というわけではなさそうなので、

渋々お支払いし、ステータスが動くのを待つことに。

↑支払いをした際の領収書

お支払いさせていただいてから、3日ほど経過。

ステータスに動きがなく、そろそろPOS Malaysiaに直接連絡しないとかな。。。と思っていた矢先

急にステータスが次の画面に遷移しました。

支払いが確認できたので、税関を通過して家に向けて出荷したとのこと。

とりあえずステータスが動き出したので、あと2,3日かなぁと思っていたところ

場所が良かったのか、なんと次の日には届きました。

こういうところで本気を出してくるマレーシア。

届いた荷物の段ボールは別にボコボコになっているということも無く、無事に手元に届きました。

ですが、中身を確認するために段ボールのフタ自体を開いた形跡(ガムテープが切られて新たに止められていた)がありました。

ですが中身が動かされた形跡が無いので、少なくとも今回は

フタだけ開いて赤外線(?)のようなものでスキャンだけして中身は出していないんだろうなぁ、

と思われました。(あくまで妄想です)

いずれにせよ少しヤキモキする場面もありましたが、無事に日本からマレーシアへの荷物は約10日程度で届きました。

初めてということでいろいろ心配になりましたが、約10日で

これだけの量を問題なく届けてくれるのであれば、かなり満足です。

ぜひ皆さんも日本からマレーシアへ荷物を持ち込む際は国際郵便を試してみてください☆

番外編)今回日本から送ったものたち

前提として、私はマレーシアで生活をしていて、生活必需品はすべて手に入ると思っています。

なので、今回送ったものも別に無くても良かったかな、というくらいのものたちです。

ですが、嗜好品といいますか、こういうのもあると良いよね?というものはやはり日本でないと

手に入らないものが多数あります。

具体的にどんなものを送ったのかは以下に理由と一緒にリストにしておきますので、

気になる人は以下ご覧になってください。

▽家電

  • Alexa Echo Show 5
    (マレーシアにAmazonは無いので、手に入りにくいですし正直活用もしにくいです)
  • Switch bot Hub(テレビなどのリモコン代わりになるやつ)
  • Switch bot シリーズの温湿度計(↑のSwitch Botと連携するやつ)
  • ヨーグルトメーカー(妻が欲しいとのこと)
  • 温湿度計(とりあえず日本で使ってたやつ)
  • 電動シェーバーを自動洗浄してくれる機械(自動で洗浄・乾燥までしてくれる)
  • 体温計(マレーシアでも買えるけど正確ではなさそうだったので、これはあっても良いかも)
  • 体重計(自動でスマホにデータを送ってくれるちょっと良いやつを買ったので)

▽衣服系

  • 日本で使っていた保冷バッグ
  • 日本で使っていた折りたたみバッグ
  • 防寒具(BPOの職場が激寒のため)

▽その他

  • スープジャー(お昼のお弁当に使うかなぁと、、、)
  • お弁当箱(お昼のお弁当に使うかなぁと、、、)
  • 日本で使っていたPCスタンド(愛用していたので)
  • 来年用のお気に入りの手帳
    (何でも良ければ普通に手帳も売ってますが、お気に入りのものはこちらでは買えなさそうでしたので)
  • 来年用のお気に入りのカレンダー

このあたりでした。

上でも書きましたが、全部マレーシアで代替になるものは購入できます。

なのでこだわらなければ送る必要も無いですし、比較的安価(旧式)のものも手に入るので

こだわりのモノ以外は送る必要は無いのでは?というのが個人的な見解です。

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